若い日に創造主を覚えよ!

あなたの若い日に、あなたの創造者を覚えよ。わざわいの日が来ないうちに、
また『何の喜びもない。』と言う年月が近づく前に
。」(伝道者の書12章1節)



この世の栄華を極めた伝道者の書の著者は、やがては消えてなくなる目の前
のものにむなしさを覚えて私たちに忠告している。


創造主を見出すことができない人生は、なんとむなしく意味のないものなのか。
この世の見せる快楽や絶望さえも意味がないことを人は知ることになる。すべ
ては、消えてなくなるのだから。


この宇宙も、人生をも創造された神(創造主)は、超自然的な大きな力で見せ
つけるように登場することもなく、押し付けることもされない。


それは、最もへりくだられた存在だからだ。


高慢になった人の目線では決して探り当てることはできない。


なにもすることができない低級な神々は人目を引こうとやっきになる。しかし、
真の創造主である神は媚びることもなく、それどころか無視する自由をお与え
になった。


創造者を覚えるためには、人の側から近づく努力や姿勢が必要になる。


この世の見せる幻影や物欲では満たされない心の空洞は、神にしか埋めること
ができない。この書の著者は「結局のところ、もうすべてが聞かされていることだ。
神を恐(畏)れよ。神の命令を守れ。これが人間にとってすべてである
。」と締めく
くっている。


聖書は「神を畏れよ」「神の命令を守れ」と言うことが書かれています。それは神の
被造物である人にとって正しく意味のある生き方だからです。そして、有限な現世
だけにとどまらず永遠という時間に引き継がれていくことなのです。


その創造主との正しい関係に戻るために、「エス・キリスト」が仲介者として地上
に降りてきてくださいました。


人が向かう先にある「神の御座」に共に立ってくださるためです。


神は、善であれ悪であれ、すべての隠れたことについて、すべてのわざをさばか
れるからだ
。」(伝道者の書12章14節)


若いうちに、この真実な神と出会える人は幸いです。