希望の十字架 「とおきくにや」 


1923年9月1日の昼ごろ、M7.9の関東大震災はおこりました。
今回の震災に比べれば規模は小さいかもしれませんが、死者105,000人、行方不明者37,800人という悲惨な被害をもたらしました。


J・V、Martinという宣教師(旧大阪市立高等商業学校の英語講師)が、当日たまたま東京に来ていた時にこの震災にあい、そのまま被災者の支援をしていたそうです。
街が無残にも崩れ去って瓦礫となり、絶望感が漂う暗やみの中で光り輝く希望の十字架を見た(ローソクの光がそう見えた)そうです。


その時に、作詞をした歌が「とおきくにや」です。

遠きくにや 海の果て

いずこに住む 民も見よ

慰めもて 変わらざる

主の十字架は 輝けり


慰めもて 汝がために

慰めもて 我がために

揺れ動く地に立ちて


なお十字架は 輝けり


▼聖歌397番「とおきくにや」⇒http://youtu.be/oC5ahSx9cXk