I SURRENDER ALL「主への全面降伏」
「自分とは、堕落した性質のかもし出すあらゆる悪にほかなりません。自己否定
は私たちが救われるための力であり、謙虚は私たちの救い主なのです。」
アンドリュー・マーレーは「主の導きの奥義」の中で、ウィリアム・ローの言葉を
引用して御霊の働きに必要な福音の真理を表しています。
「私たちは、さまざまの思弁と、神の知識逆らって立つあらゆる高かぶりを打ち
砕き、すべてのはかりごとをとりこにしてキリストに服従させ、また、あなたがた
の従順が完全になるとき、あらゆる不従順を罰する用意ができているのです。」
(コリントⅡ・10:5,6)
わたしたちの中には、いぜんとして神に抗う自分というモンスターが存在している
ようです。これが御霊の働きを阻止しているのです。
ああ、なんと自分は愚かなのだろうか。まだ、自分で働きに出ようとしているとは。
「主に従いたい」と願っているそばから、まだ自分の力で出て行こうとしている・・・。
もうキリストとともに「十字架で罪の古い身体は死んだ」(ローマ6:4)のに・・・。
私に残されている道はただ一つです。
自分の何かを一つも残さず、主に全面的に降伏します。
それが「自分に死ぬ」ことだからです。