日常にある、サタンの罠
「私は言います。御霊によって歩みなさい。そうすれば、
決して肉の欲望を満足させるようなことはありません。」
(ガラテヤ5:16)
最近のじいさんからのホットラインは、「何が言いたかったのか」と
思わせるような内容が多くなりました。まあ、何もないことは良いの
ですが・・・。
今朝は6時50分頃に電話が鳴り、朝の余裕のないタイミングですので
無視することも考えましたが、緊急かもしれないと気を取り戻し出てみ
ると、
「あれが、見あたらねぇんだ。」
「うん・・・?、何がないの?」
「ほれ、ハンコだよ!」
まあ、いつもの調子で主語や述語などはなく、いきなり思いをぶつけてくる
ので判らない振りしてとぼけてみようという思いをしまい込み、話を聞いて
みると、印鑑を紛失した様子。(状況を説明しないとわからない、という考え
はありません。更に、相手が自分の言っていることがわからないと、とたん
に腹を立てるのですね。客商売の方はお気の毒です。^^;)
印鑑だけならいつものようにどこかに紛れ込んでいることが考えられるけ
れどまさかと思い「通帳はあるよね」と尋ねると、少し間をおいて「ないかも
しれません(時々、なぜか敬語になる)」と言う返事。
「そういえば、誰々が来てからおかしくなったんだ。」とすかさず、誰かの
せいにしてしまうじいさん。(性格もありますが、認知症の症状のひとつ)
もう一度良く捜してみて、それでもなかったら捜しに行くことを伝え、電話を
切りました。5分位して電話があり、「やはりない」とのことでしたので、銀行
への紛失届けやら頭に浮かべ、朝の準備をしていると、また、じいさんから
のコールが。
「そういえば、通帳は○○さんが持って行ったんだ。」と。行政書士が手続きの
ために持っていったようでした。
そして、そのあとに、こう付け加えました。
「まあ、様子みましょう。」しらーっとこう言って、電話を切ったのです。
「$%//`@6\\,4%。○そ○じいめー」と一瞬、肉の思いが全開になるのを押
さえて・・・。
数日前から頭を悩ます問題がおきていて、その問題が解決したばかりのタイ
ミングでのじいさんコール。
偽りの父であるサタンは、生活の全てのシーンで攻撃を仕掛けてくるので注意
が必要です。会社の中で、家庭の中で、教会の中で。子供を通して母親をい
らつかせ、怒りに変えるのです。あるときは、教会内でも兄弟姉妹を通して、
争い(罪)の種を蒔くこともあるのです。
少しでも心の中に種を蒔くことができればよいのです。「悪魔の働く機会」(エ
ペソ4:26,27)となるからです。
「罪は肉の行い」(ガラテヤ5:19〜21)です。肉の働く場所がサタンのフィールド
であることを忘れてはなりません。
いつでもこころの状態を、もう一人の自分(聖霊の働き)を通してチェックして、
「御霊の思い(実)」(ガラテヤ5:22,23)でサタンの蒔く種を摘み取ることを
覚えたいものです。