「バカヤロー」選挙

吉田茂の「バカヤロー」によって、衆議院は解散。
今回は、国民の鬱積した不満が「バカヤロー」の怒りとなって、
政権を交代に追い込んだ。


これは日本における文化大革命であろう。


眼中にもなかった国民が吹かせた風が、
強風であることに慌てたお偉い大先生は、
見向きもしなかった地元に重い足を運び、
なりふり構わず、あせってみせた。


しかし、もう国民はそんなバカではないのだ。





さて、今回選ばれた民主党も日本国を委ねるには、不安が多いことも事実だ。
日米問題や憲法第九条、アジアにおける日本の明確な位置づけ、
核の問題等、問題は山積している。


くれぐれも、勢い余ってあらぬ方向に国家が暴走しないよう祈るばかりだ。