こころ専門の便利屋さん

「こころの時代」といわれ久しいですが、今もう一度、こころについて考えるときのような気がしてなりません。


昭和50年を境に、うつ病が増えたと言われます。うつ病の原因は心因性と内因性とに分かれ、原因が不明な内因性うつと、精神的なショック(喪失体験など)がひとつの原因となり発症する心因性うつがあります。


病気を創りだしているものは、はたして何なのでしょうか。また、現代人のこころを疲弊させているのは、いったい何が原因でしょうか。







わたしは仕事がら、こころの病にかかっている方や、人間関係が苦手な方にもお会いします。また、一般的なひとが当たり前にできることが、できないひとにもお会いします。人の能力や性格、価値観、あるいは、育った環境はみな違います。もちろん、考え方だって同じではありません。それが、個性なのです。


だから、世の中はおもしろいのであって、色々な商売も成り立つのです。


それを同じ枠に無理やり押し込み、同じ価値の芽を埋め込んで、自分で歩いているつもりでもシステム化されたレールで流されているのが、今の私たちなのです。
そこには、周囲を見渡して倒れているひとを助ける余裕もなく、足をひきずって歩くひとに、肩をかす発想も生まれないのです。


ところで、「こころの専門の便利屋さん」とは、こころの時代にあって、こころを満たすことを目的とした便利屋さんです。「誰かがいてくれたら・・・」「こんなことを頼めれば・・・」と思うことは誰にでもあるのでは。ひとのこころの満足はもちろん違いますが、お客さんが喜んでくれるとき、生きている実感を味わうことができます。



※こころの便利屋めぐみどお→http://www.megumido.com