事業仕分け前の、事業仕分け・・・?

事業仕分けが一応(?)終了した。
うーん、やっぱり腰砕けで終わってしまった。


予想していたとおり、本丸の財務省にはほとんど手付かずだった。
事前に事業仕分けに差し出す事業(確信犯的な)は決まっていたのか・・。

悪代官A 「なにやら庶民が、収めさせた金の使い方で文句を言い出しはじめたようだぞ」
悪代官B 「今度の殿様が言いなりにならなくなったからなー。しかも、年貢の使い方まで指図しだした・・・」
悪代官A 「まったく庶民の金を何に使おうが勝手だろうが。代官になったら、一生金の不自由はないと思っていたのになー」
悪代官B 「しょうがないから、こちらの老後に余り影響ない程度の金は、返してやるか」


結局、終わってみれば、全体の15%しか事業仕分けの対象とされなかった。
全てとは言わないが、60〜70%くらいの事業を対象にできたら、きっと3兆円なんて簡単に捻出できたのだろう。


それでも、多くの国民や経済の専門家は溜飲を下げたことだろう。


さてさて、自民党が積み上げてきた負を背負っての民主党・鳩山政権への課題は余りにも多く、重いようだ。
冷え切ってしまった風呂(経済)に氷を足すような緊縮予算編成は、更なる不況へと引きずり込む事になりかねないと言われている。
ここは知恵を絞って最善の選択をしてくれるように祈るばかりだ。