沈まぬ太陽

沈まぬ太陽」がテレビで放映された。





山崎豊子さんという人物は知らないが、人間の根底に流れるヘドロのような血液を登場人物に注ぎ込み、それぞれを演じさせることに長けているように感じられる。


愚直なまでの正義感をまとった恩地と、欲の引力に見事なまでに操られていく行天の二人を登場させる。


重い社会派のドラマであるが、人の「闇」と「光」を炙り出そうとしているのか・・・。


相反する人間の究極な「合理」と「理性」のたどり着く先は、キリストの十字架だ。


これは、誰一人として回避することはできない。


その時に、眼が開かれて「救い主」として見上げるか、ぶざまな姿を見て「自分」と一緒にをこき下ろすか、の二通りの反応を示すことになる。


自分の罪に気づき、罪の悔い改めに「遅い」と言うことはない。


あなたの人生の前に、必ず現れる「キリスト・イエスの十字架」を踏みにじるのではなく、「罪を赦してください」と言える人は、天の国を見ることになります。


エスさま。あなたの御国の位にお着きになるときは、私を思い出してください。イエスは彼に言われた。『まことに、あなたに告げます。あなたはきょう、私とともにパラダイスにいます。』」(ルカの福音書23:42,43)