想定外の災害に備えはありますか?(その3)

東北関東大震災が起こってから18日が過ぎました。


悲しいことですが、日ごとに災害に遭われて命を落とされた方々が増えています。まだまだ必要な物資も届かなく、不自由な避難所生活を続けておられる方々も大勢いらっしゃいます。


家族を亡くされた方や避難所生活をされている方々が、一日も早くもとの平穏な生活を送ることができるよう、主の慰めと平安がありますよう祈ります。





避難所生活やこれから仮設住宅での生活を送られる方々の物資面だけでなく「こころのケア」が必要です。阪神大震災の時も、仮設住宅での孤独死や先の見えない絶望感から自殺される方も少なくありませんでした。


もちろん今必要なものは、食料であり生活必需品であることは誰にでもわかります。それでも、それ以上に私たちにはなくてはならないものがあります。


それは「いのちのことば」です。


私たちの生き方の規範として書かれているイスラエルの民は、生きるには物資面だけでなく神のことば(みこころ)こそが生きる意味を知る根拠であることを教えられました。


人はパンだけで生きるのではない。人は主の口から出るすべてのもので生きる」(申命記8:3)


身体に必要な栄養素は食物から摂りますが、私たちの本質である霊を生かす栄養素は「神のみことば」しかありません。


食料はやがて底をつきます。これから先いつまでも食料があるとは限りません。




本当に必要なものはなんでしょうか。


それは、決して飢えることのない「いのちのパン」です。「エスは言われた。『わたしがいのちのパンです。わたしに来る者は決して飢えることがなく、わたしを信じる者はどんな時にも、決して渇くことがありません。』」(ヨハネ福音書6:35)



聖書は歴史の書でもあり預言の書でもあります。世界の情勢は忠実に聖書をなぞって起きています。


あの時は、その声が地を揺り動かしましたが、このたびは約束をもって、こう言われます。『わたしは、もう一度、地だけでなく、天も揺り動かす。』(ヘブル人への手紙12:26)と聖書は言います。


地だけでなく、天も揺り動かす」とあります。この光景は想像もできませんし、それこそ「想定外」のできごとです。




あなたは、その時に備えがあるでしょうか?


そろそろ、天地を造られた主権者である神の存在を認めるときです。


そして、「救い主としてこられたイエス・キリストを信じた人々に与えられている揺り動かされない御国」(12:28)を得ようではありませんか。