またひとり、天に帰って行った・・・。

1949年の10月29日に、カナダから宣教師の夫婦が横浜港に降り立ちました。


第二次世界大戦終結してから4年後のことです。


戦争という蛮行によって人々の住む街やこころは崩され、生きる本能だけを復興の原動力にして歩き出していたような暗い時代でした。


まだ20代の若い二人は、日本人救霊の重荷を負ってこの未知なる国に来られました。数々の試練や主の導き、そして恵みを受け「いのちのことば社」を設立し、文書伝道を主として、いのちの泉として用いられていきました。







それから62年後の今年の3月に、地上での働きを終え「天の故郷」へ帰っていきました。


個人的に子供の頃にお世話になっていた関係で、寂しさは禁じ得ません。


今までの働きに感謝するとともに、現役を退かれ今度は「天の応援団」としてわたしたちの働きをサポートしてくださることをお祈りします。