憂い
「主よ、なぜあなたはこの世の人々の目を閉じられたのですか?
なぜ、この世の君に囚われさせたままでいるのですか?
欲のヘドロに、何も知らずに笑いながら沈んでゆく民を、
あなたのもとへ引き寄せてください。」
「愚かな女は、騒がしく、わきまえがなく、何も知らない。
彼女は自分の家の戸口にすわり、町の高い所にある座にすわり、
まっすぐに歩いて行く往来の人を招いて言う。
『わきまえのない者はだれでもここに来なさい。』と。
また思慮に欠けた者に向かって、彼女は言う。
『盗んだ水は甘く、こっそり食べる食べ物はうまい。』と。
しかしその人は、そこに死者の霊がいることを、
彼女の客がよみの深みにいることを、知らない。」(箴言9:13〜18)