霊的パニック!?
「神である主、イスラエルの聖なる方は、こう仰せられる。
『立ち返って静かにすれば、あなたがたは救われ、
落ち着いて、信頼すれば、あなたがたは力を得る。』」(イザヤ10:15)
イスラエルの民は目の前の危機に対して、神の助けを求めるのではなく、神と敵対する
勢力と同盟を結ぼうとしました。
神と共に歩んだイスラエルでさえ、目前にせまった危機のときに「目に見えない神」を
第一の座からいとも簡単に引きおろして、人に頼ろうとしてしまいました。
わたしたちは、どうでしょうか。
困難な状況に直面したときに、大きな壁にぶつかったときに、慌てて「この世に妥協して
助けを求める」ことはないでしょうか。
私たちの敵は、まず霊的なパニックを起こさせて神に心を向かせないように画策します。
それは祈りをまず奪うことです。祈りのないキリスト者(クリスチャン)はまったく無力で
あることを覚えておかなければなりません。
そうして、肉の欲をすぐ叶えてくれると思われる人(この世)に向かわせて、神をおとしめ
ることにまんまと成功するのです。
わたしたちのすることはいつでも神の側に立ち、慌てずに「まず落ち着いて肉の思いを
直ぐに働かせる」のではなく、祈りを通して「神の助けを待つ」ことです。
主よ、いかなるときにもあなたを信頼し、己のあてにならない知恵をもちいることなく、
あなたが私を通して働かれることを待ち望むことができますように。