イエス様、おさきにどうぞ!

「私はいつも、私の前に主を置いた。
主が私の右におられるので、
私はゆるぐことがない。


それゆえ、私の心は喜び、
私のたましいは楽しんでいる。
私の身もまた安らかに住まおう。」(詩篇16:8,9)






先日、1年半ぶりに東京の渋谷に出かけました。


ここ埼玉県の越生(おごせ)からは、東武越生線東武東上線坂戸駅まで行
き、そこから東上線の急行に乗り換えて池袋まで出ます。池袋からはJRで渋谷
に行きます。


アポイントの時間は12時50分だったので、昼食を摂る時間も入れて1時間前に
着くように出かけました。


予定通りに11:45分に渋谷に到着しましたが・・・・・。


池袋から渋谷に行くのに、私は一番早く着く電車を選び湘南ラインで渋谷に向か
いました。(他には山の手、埼京線があります)


ところが渋谷は渋谷でも、電車によって着くホームが離れているのです。久しぶり
でしたのでこのことを忘れていました。いつもの出口までは遠く離れているので戻
る気にはなれず、どうしようかと思案していると、そのホームに新しい出口のサイン
を見つけそこから出ることに・・・・。


そこは線路をはさんで反対側でしたが、目的地とは直線距離で最短でしたのでひと
安心。駅前の方が簡単に食事を済ませるところがあるだろうと考え駅前を散策する
も、帯に短したすきに長し(?)。


その時、ふと「目的地を先に確認したほうが良いよ」との心の声が聞こえたので、
従うことに。


ここからが冷や汗ものでした。反対側に行くには線路を越える大きな陸橋を超えな
ければならなかったのです。田舎の感覚がすっかり身についた私には計算外でした。
150mくらい先の大きな陸橋を渡り、また大きな車道を右に曲がり・・・・。


訪問先のビルを歩行中の方に尋ねるも、ハッキリと所在を知る方がおらず、大体の
方向は判るので坂道をテクテクと進んでいました。


ふと、上のみ言葉が頭に浮かんだのです。「私はいつも、私の前に主を置いた


すぐに思いを主に向け、歩きながら祈りました。


すると、数分歩いた先に十字路が現れ、その門に目的のビルが姿を現したのです。
「主よ、感謝します。どんぴしゃです。」とこころの中で叫びました。


余り時間がなかったのでドトールでアイスコーヒーとジャーマンドッグを流し込み、
先ほどのビルに戻り、入り口で簡単に祈りました。


「主よ、これから○○会社に向かいます。どうぞ主が私の前を歩いてくださり、私に
代わって対応してくださる
ことを感謝します。」と。


すると、緊張感も不安感もスッと消え去り、平安に満たされたのです。


無事に用事を済ませ、駅までの道のりは先ほどとは違い晴れ晴れとして「秋の空」
のようでした。