あなたにとって、尊いお方ですか?

したがって、より頼んでいるあなたがたには尊いものですが・・・・
(ペテロⅠ・2:7)




ある晴れた休日、公園は多くの家族でにぎわっていました。子供たちはお父さんを遊
び相手に、遠慮なく持てるエネルギーを発散しています。


大きな木は彼らにとってかっこうの遊び道具となっていました。子供は遊びの天才で
すね。ひとりが木に登るとつられてまたひとり・・・。


下にいたお父さんはあまり上にいかないように注意をしていました。


しばらくすると木の方から泣き声が聞こえたので目をやると、どうやら下りることが
できなくなった様子でした。大人が背伸びをすれば手が届くくらいにいたので、下の
お父さんが手を伸ばし、そこにジャンプするように命じていました。


子供は何度も何度も安全かどうか確認し、絶対に落とさないとの約束を得て、無事に
下りることができました。


ところが、更に上にいたちびっ子は「何の躊躇いもなく」、はしゃぎながら、そこから
父親の腕に飛び込んだのでした。これには親も見ていた私もひやりとさせられました。


後から飛び込んだ子は、何の疑いもなく「父親により頼んでいた」のです。


わたしたちは今日、主により頼んでいるでしょうか。


わたしたちにとって、「信頼すべき尊いお方」となっているでしょうか。


大きな壁を前にして嘆いていませんか? 


絶望の谷を背にして、立ちすくんでいませんか?


もう一度、全能なるお方を見上げ、全ての祝福を信仰によって自分のものとしようでは
ありませんか。



私は山に向かって目を上げる。
私の助けは、どこから来るのだろうか。
私の助けは、天地を造られた主から来る。
主はあなたの足をよろけさせず、
あなたを守る方は、まどろむこともない。

詩篇121:1〜3)