日常にある、サタンの罠(その3)
「そのばあい、この世の神が不信者の思いをくらませて、
神のかたちであるキリストの栄光にかかわる福音の光
を輝かせないようにしているのです。」
(コリントⅡ・4:4)
日本人がイエス・キリストを信じることができない理由をひとことで言うならば、
サタンの強い妨げあるからです。
この世の神(サタンは一定期間だけこの世の支配が許されている)の活動は、
「神が愛している人間を真理から隠し、この世の虚偽を信じ込ませ、滅びへと
誘い込む」ことです。
罪に抗う術を奪われた罪の奴隷(この世に属する人々)は、知らずしらずのう
ちにこの世の神(サタン)に仕えているのです。そこが安住の地のように。
一方、神によって真理を見る目が開かれ罪の奴隷から贖いだされた人々は、
今度は「主人をキリストに換えて、キリストに仕える者」(ローマ6:16〜17)
となりました。
と同時に、罪の従順な奴隷状態から目覚めてしまったキリスト者は、おとな
しい奴隷と違い、今度は敵になるのですからサタンは黙っているはずがあり
ません。
そのために四六時中人の思いの中に罪の根(原罪)を見つけては、そこに足
場を設けて罪にすすませようと画策しているのです。
神の時計は確実に音をたてて針を進めています。そして「夜がふけて、昼が
近づきました」(ローマ13:12)。
「主イエスが救いの完成のために再び来られる日は近いのです。」(13:11)
から、しっかりと目を醒ましていたいものです。