あけぼのの光
「義人の道は、あけぼのの光のようだ。
いよいよ光を増して真昼となる。」
(箴言4:18)
新緑や野の草花の可憐なシルエットも闇に覆い隠されている
早朝。山の稜線をうっすらと照らしながら背景の闇を少しづ
つ薄めるように朝陽の朱色がにじみ出てくるような光景に、
きょうも一日が与えられていることに、私たちは感謝するこ
としかできません。
人はどのような歩みをしていようが、頭上には同じように太陽
が照り、創造主の恵みの中で養われているかのようです。
あるときには他人(この世の人々)と比べて、その栄華を羨む
こともあります。
また、あるときには地に倒されて、ドロだらけの顔で涙すること
もあるでしょう。
それでも、きょうの約束を自分のもとに引き寄せよう。
あなたは、あけぼのを見たことがあるだろうか?
漆黒の闇でさえ、かすかな光源を閉じ込めておくことはできない。
全てが凍る冬でさえ、花の香りが漂う穏やかな春へと移り変わって
行く。
あけぼのは、やがて直視できないような陽射しに変わり、暗やみは
霧のように消し去られます。すべてが輝く昼間へと移されるのです。
私たちが、あけぼのの光だとは・・・。
さあ、主を待ち望もう!!
「イエスはまた彼らに語って言われた。『わたしは、世の光です。
わたしに従う者は、決してやみの中を歩むことがなく、いのちの
光を持つのです。』」(ヨハネ8:12)