ああ、この人生よ!

おばあは、顔に刻まれた深いしわを寄せて微笑み、


目の前を流れる世間の喧騒から一歩退いて、


流れるさまをそっと見守っている。


おばあは、おじいが死んだ朝も台所に立ち、


湯気の向こうで微笑んでいた。


でも一人になると、


乙女のようにほほを染めて、


おじいと過ごした時間の中で泣きじゃくる。


どなられたこともあっただろう。


疎ましく思ったことだって、あっただろうに。


でも今、おばあを満たしているのは、供に築いたこころの時間。


こころに咲かせた朽ちることのない、一輪の花。


ああ、人生って素晴らしい。そして、人生って・・・。

                      ※上の詩は、管理人の解釈です。




下地勇サンの「おばあ」宮古島の方言がなんとも・・・。
泣ける曲です⇒http://www.youtube.com/watch?v=0Rjl0XOfhPM