ああ、ヒヨドリが・・・。


今朝方は親鳥の鳴き声が特にうるさかったので、ちょっと気になってはいましたが・・・。


いつもどおり5時半頃に裏の雨戸を開けると、目の前の巣にいるはずの雛たちがいません。「まさかっ!?」と思いながらも巣の周りを探すも見つけることができません。親鳥も近くを必死になって鳴きながら飛んでいます。


前回掲載の写真から2日後には、目も開き産毛が身体を覆い、「もう直ぐに巣立ちだね」と楽しみにしていただけにショックです。自力で飛び立つはずもなく、親鳥が運ぶこともないですから、何者かに襲われたのでしょうか・・・。


カラスか、ネコか、それとも・・・? 「なんて残酷な野郎め!」などと犯人に対して怒りを覚えましたが、私のほうが彼らより残酷であることに改めて気付かされ、複雑な気持ちの朝です。



何者かを生存させるために、ヒヨドリが貴重な命を与えた」ということになるのでしょう。



ヒヨドリがいなくなった巣をボーっと眺めていると、一瞬、十字架のイエス・キリストがこころの中で微笑んだように見えた気がした・・・。