思えば遠くに・・・。


今年になって、4匹の狸を見た・・・。と言っても、それは動かない死骸でした。


早朝のジョギングコースに県道があり、山から下りてきた(?)狸が道の反対側にある畑に行こうとして轢かれるようです。


ニュースによれば、今年の夏の猛暑で山のどんぐりなど木の実が不作で彼らの餌が少なく、それで農作物をねらって降りてくるようです。


先日は、隣町にお年寄りを送って行った帰り道、山から飛び出してきた鹿の親子が目の前を横切っていったのです。


少しの間、唖然としていましたが・・・、


「そうか・・・。こういう所に住んでいるんだよな」と今さらながら納得し、思わず一人で笑ってしまいました。


「ずいぶん、遠く(田舎)に来たもんだ」


そんな私も人生を半世紀以上過ごしてきました。今思えば波乱万丈の人生でした・・・。


「思えば、遠く(人生)に来たもんだ」


主からいただいたいのちをどれだけ無駄に過ごしてきたのだろう。どれだけ主のものを貪ってきたのだろうか。


それでも主は、私をお見捨てにならなかった。


「主よ、これからは、どうぞ、あなたの勝利の行進の最後尾に私をつながらせていてください。」


主が、ことごとく私に、良くしてくださったことについて、私は主に何をお返ししようか。私は救いの杯をかかげ、主の御名を呼び求めよう。私は、自分の誓いを主に果たそう。ああ、御民すべてのいる所で。主の聖徒たちの死は主の目に尊い。ああ、主よ。私はまことにあなたのしもべです。私は、あなたのしもべ、あなたのはしための子です。あなたは私のかせを解かれました。私はあなたに感謝のいけにえをささげ、主の御名を呼び求めます。」(詩篇116:12〜17)