想定外の災害に備えはありますか?
私たちの生活に豊な恵みを与えてくれる母なる大地。
青い海に囲まれた日本列島では、栄養豊富な海産物が食を支えてくれる。
それぞれの四季の中で人は、こころも身体も育んでいく。
当たり前のように朝陽が昇り、決まったように西に沈んでゆく・・・。
私たちは少しでもこの自然を創られた創造主(神)に感謝の思いを向けたことがあるのでしょうか。
マグニチュード9という過去に経験したことがない地震により、想定外の津波が起こり多くの尊い命が亡くなってしまいました。
また、人の想定をはるかに超える波は原子力発電所の防御を簡単に打ち砕き、原子力の恐ろしさを露にしました。
技術者は事故の原因を「想定外」の津波としています。確かにその通りなのでしょう。
ここで、よく考えてください。この当たり前のように使う「想定外」という言葉を。
誰にとって想定できないことなのですか・・・?
「想定外」は「人の知恵の外」のことです。神の被造物である人には考えが及ばない世界のことです。
天地を創られた神などいない。「人こそが神である」とする傲慢で神を畏れない「人間教という宗教」は、みごとに崩れ去りました。
この広大な宇宙の中の地球という、人類に託されたフィールドの「主権は神にある」のです。
まず人はこの絶対的な主権者の下におかれていることを知る必要があります。
聖書は「主を恐(畏)れることは知識の初めである」(箴言1:7)とあります。まず、主権者である神の存在を認めることが必要です。<次に続きます>