ゴスペル・人類に与えられた良き知らせ

主イエスは、掛けがえのない友

「いつくしみ深き」賛美歌312番 「いつくしみ深き友なるイエスは 罪とが(咎)憂いを 取り去りたもう 心の嘆きを包まず述べて などかはおろさぬ 負える重荷を・・・・」 人は一生の間に、親友と呼べる友を一人でもつくることができたら、その人は幸せです…

「私の最後の日」

「そして自分から十字架の上で、私たちの罪をその身に負われました。 それは、私たちが罪を離れ、義のために生きるためです。 キリストの打ち傷のゆえに、あなたがたは、いやされたのです。」 (新約聖書ペテロの手紙第一・2章24節) その日は、誰にも、…

こころの復興

「イエスは言われた。『わたしがいのちのパンです。 わたしに来るものは決して飢えることがなく、 私を信じる者はどんなときにも、 決して渇くことがありません。』」(ヨハネ6:35) NHKのニュースで震災にあわれた方の心の状態をアンケート調査して…

これが真理だ

「すべての国々の民よ。これを聞け。 世界に住むすべての者よ。耳を傾けよ。 低い者も、尊い者も、 富む者も、貧しい者も、ともどもに。 私の口は知恵を語り、私の心は英知を告げる。 私はたとえに耳を傾け、立琴に合わせて私のなぞを解き明かそう。 どうし…

もろい絆、切れない絆。

昨年は「絆」という漢字を用いて表現されました。 絆とは良い言葉です。人はいくら強がりを言っても一人では生きていけません。 人と人とのつながりの中で他人を思いやり、時には傷つけあいながらも生きて いくものです。 昨年の震災の前で私たちは、人の無…

因果応報という罠

私たちの教会がある同じ町内に、精神に障害がある方の施設があります。礼拝の後、そこに 行き一足早いクリスマスの賛美を歌ってきました。 数曲の賛美とクリスマスのショートメッセージだけですが喜んでいただき、祝福された時間 を持つことができました。 …

私たちには帰る家がある

「狭いながらも楽しい我が家」という言葉があります。 どこにいても、どんなに忙しくても、「帰る家がある」という安心感がなければ人は、 精神状態を正常に保っていることは難しいかもしれません。 今回の災害で家をなくされ、避難所生活を余儀なくされた方…

その贖罪は何のため?

俳優の長門裕之さんが亡くなられました。 女優であった奥さんの南田洋子さんとのおしどりぶりは有名です。 認知症を患っていた南田さんの介護の様子を世間にも公表しました。 そこには無邪気な幼子を愛おしむかのように世話をしていた、 長門さんの姿が映し…

神さまの悲しみ

ある日の昼下がり、だいすけ君はあまりの気持ちよさに ウトウトと船をこいでいました。 どれくらいの時間がたったのでしょう。 ふとあたりを見渡すと・・・。 いつもと違う見なれない風景が、目に飛び込んできました。 「あれ、ここはどこだろう?」 だいす…

人知を超えた「神の愛」

先週の日曜日(24日)は復活祭(イースター)でした。イエス・キリストが十字架に架かり死なれて、三日の後に甦られ(復活)たことを感謝して祝います。 クリスマスは便宜上12月25日としてキリストのご生誕を祝いますが、イースターは「春分の最初の満…

想定外の災害に備えはありますか?(その2)

どこかの知事が「これは天罰だ!津波で我欲を洗い流せ」などという無神経な言葉を、公共の場で口にしてしまいました。すぐに訂正したものの、本性を見た気がします。 わたしは神という存在を「ご利益」や「天罰」などという、人のご都合主義的なこころの拠り…

想定外の災害に備えはありますか?

私たちの生活に豊な恵みを与えてくれる母なる大地。 青い海に囲まれた日本列島では、栄養豊富な海産物が食を支えてくれる。 それぞれの四季の中で人は、こころも身体も育んでいく。 当たり前のように朝陽が昇り、決まったように西に沈んでゆく・・・。 私た…

本当の神に出会った人々(その4)

「仏教よりキリストへ」 大堀善諦 わが国は仏教国で、仏教は先祖以来の伝統的宗教として、日本に生まれ育った私たちにとってはなじみ深いものです。 私は東北のある小都市に生まれ、先祖より浄土教系の門信徒でありました。世間一般の方々が各自の家の宗教を…

本当の神に出会った人々(その3)

扉は開かれた「私の回心記」 :笈川光春 ② ふり返れば、私が念珠を手にしたのは昭和2年4月12日、まだ5歳の時でした。それは私を誰よりも可愛がってくれた祖父の通夜の晩でした。紋付きの羽織、袴を着せられ、念珠を手にし、冷たい階段の羽目板に顔を押…

本当の神に出会った人々(その2)

「仏教からクリスチャンへ」(川口一彦 編著・イーグレープ刊)より転載。 扉は開かれた「私の回心記」 :笈川光春 ① 仏教僧侶であった私が、なぜキリスト信者になったかのか? このことについて、私のこの小さな一文に比較宗教的な話を期待される方がありま…

本当の神に出会った人々

世の中には色々な神が存在するようです。 人のDNAには、神によって創られた痕跡があるように思えます。なぜなら、誰に教えられなくても手を合わせて、見えないけれど人間を超越した存在に祈ります。 また、信仰がなくても神社があれば拝み、お寺の仏像の前で…

「絶望から希望へ・・・」チリ鉱山事故に思う。

落盤事故で生き埋めとなった作業員は、不死鳥(救出カプセルの名前)に乗って地上に生還した。 33人の作業員は、地下700メートルという風の薫りも自然の色すらも届かない地中で、わずかな希望を支えに命のともし火を消さずに耐えていた。 南米チリのサ…

かならず、春はくる。

空は重く、鉛色に凍った空気にさえぎられ、陽光も届かない。 凍てつく風に身を縮め、暗黒へと落ちていく錯覚を気力で振り払う。 いつかは、光が差し込み、震える身体を暖めてくれると・・・。 凍ったこころに、色とりどりの花が咲き乱れる春の訪れを信じて。…

いのちが宿る言葉(賛美歌320番)

加賀屋玲さん「主よ、みもとに近づかん」 主よ、みもとに 近づかん 登る道は 十字架に ありとも など 悲しむべき 主よ、みもとに 近づかん さすらう間に 日は暮れ 石の上の 仮寝の 夢にもなお 天(あめ)を望み 主よ、みもとに 近づかん 主の使いは み空に 通…

神がいないと、まだ勘違いしているあなたへ

目に見えない神を、なぜ信じることができるのだろうか・・・。 まだ手にしていない約束を、なぜ期待できるのだろうか・・・。 ヒトは誰でも、いつかはキリストの十字架に直面することが定められている。 知っていようが、知らなかろうが、受け入れようが、否…

この世では、負けるが勝ち。本当の勝利者とは・・・。

勝負の世界では、勝ち負けで優劣をつけます。 ある人たちは、競争原理が支配する世の中で、この法則を人生においても当てはめようします。 「勝ち組」「負け組み」に、無理にふるいわけたがります。 ここで、良く考えてください。 このことに、いったい何の…

生きる力を回復しよう!

いつだったか、早稲田大学の加藤諦三教授が「ヒトは、生きる力を失うと理屈っぽくなる」と言っていた。 「生きる力」とは、自分の努力で発揮する力のことでしょうか。 「私が見いだした次の事だけに目を留めよ。神は人を正しい者に造られたが、人は多くの理…

一人ぼっちの、クリスマスイブ。

クリスマスイブは誰と祝いますか? 家族とですか? 友人とですか? それとも、恋人とグラスをかたむけて・・・。 「クリスマスなんて、私には関係ない。なくなればいい!」と、こころで叫んでいる方もいるのではないでしょうか。 もし今、「人生に釈然としな…

主人公のいない誕生会!?クリスマス

街なかは、人びとの購買意欲を喚起するようなディスプレイで着飾っている。 ショッピングセンターは、毎度おなじみの色あせたクリスマスミュージックで気分を盛り上げてくれる。それにつられ、人びとは財布の紐をゆるめては子供に、恋人にとプレゼントを奮発…

God Bless You

この先行きがまったく不透明で、将来の希望が持てない世の中にあって、本当のやすらぎと平安、そして希望が、この主を信じる人びと共にありますように。 God Bless You and God Be With You !!

「あしあと(FOOTPRINTS)」

初めてこの詩を読んだとき、胸が熱くなり、思わず涙がこぼれ落ちそうになりました。 ところでわたしも人生では、そろそろ秋。冬支度をしなければなりません。そのため、この詩の作者(Mさん)のように、「これまでの人生の最後の光景が映し出されたとき、わ…