私たちには帰る家がある


「狭いながらも楽しい我が家」という言葉があります。


どこにいても、どんなに忙しくても、「帰る家がある」という安心感がなければ人は、
精神状態を正常に保っていることは難しいかもしれません。


今回の災害で家をなくされ、避難所生活を余儀なくされた方々にとっては、
心を落ち着ける時間を持つことはできないでしょう。


いま急ピッチで仮設住宅の建設をしていますが、わが家をなくし、将来の希望も奪われた
方々が1日も早く平穏な生活ができるように祈るばかりです。





そして、知ってほしいのです。


あなたにも「帰るべき本当の家」があることを。


聖書は唯一の神のことが書かれています。そして人と神との関係が書かれています。
神と離れてしまった人は、自分の力で今この地上でやりくりして生きています。


神は何度でも、何度でも神の元に帰って来るように働きかけています。
神は人を愛しているからです。


それはやがて人が死を向かえるときに、神の元に帰れるように願ってのことです。


そうです。私たちには「帰らなければならない本当の家」があるのです。



あなたがたは心を騒がしてはなりません。
神を信じ、またわたし(イエス)を信じなさい。


わたしの父の家には、住まいがたくさんあります。
もしなかったら、あなたがたに言っておいたでしょう。
あなたがたのために、わたしは場所を備えにいくのです。


わたしが行って、あなたがたに場所を備えたら、
また来て、あなたがたをわたしのもとに迎えます。
わたしのいる所に、あなたがたをもおらせるためです。」(ヨハネ14:1〜3)


そして、神は天の家へと続く道を開いてくださいました。
それがイエス・キリストの十字架の贖いなのです。


唯一の道であるこのお方を信じて、天の住まいを自分の物とすることができれば幸いです。


わたしが道であり、真理であり、いのちなのです。
わたしを通してでなければ、だれひとり父のみもとに来ることはありません
。」(ヨハネ14:6)