主イエスは、掛けがえのない友


「いつくしみ深き」賛美歌312番


いつくしみ深き友なるイエスは  罪とが(咎)憂いを  取り去りたもう
心の嘆きを包まず述べて  などかはおろさぬ  負える重荷を・・・・




人は一生の間に、親友と呼べる友を一人でもつくることができたら、その人は幸せです。


そんな友でも、自我という原罪があるために冷淡を装うこともあるでしょう。また、別れも
経験することでしょう。


あなたには、信頼できる友もいないかもしれません。友に裏切られた辛い経験をされた
かもしれません。残念ですが、人は完全ではなく、どんなに立派に見える人でも裏切る
こともあるのです。


あなたがどんな人生を今まで歩んできたかは判りませんが、こんなお方もいることを
知ってください。


それが、この歌に現されている「友なるイエス」なのです。


このお方は、傷ついている人、嘆いている人、苦しんでいる人、絶望の底にある人、全て
の人の「重荷をご自分の重荷として負ってくださる」のです。そして、平安を与えてくださ
のです。


このお方を信頼して、「全ての悩みや心の奥にある嘆きを言い表し」、心の負いきれない
重荷を負っていただきませんか。


決して離れることなく、裏切ることもない、「かけがえのない友となってくださるイエス」と
ともに人生を歩んで行ける人は幸いです。