こころの復興


「イエスは言われた。『わたしがいのちのパンです。
わたしに来るものは決して飢えることがなく、
私を信じる者はどんなときにも、
決して渇くことがありません。』」
ヨハネ6:35)




NHKのニュースで震災にあわれた方の心の状態をアンケート調査していた。
震災から1年が経った今の気力が直後と比べて「上がったか下がったか」という
内容でした。


「どんな問題も時が解決する」ことを信じたいが、人のこころを大きく揺るがした
現実の答えは、そうではなかった。


気力が上がった人よりも、下がった人の方が多かった。


明日への希望を喪失し、目標を定め一歩を踏み出す気力を持てないでいる。これ
は、人にとって生きる原動力を失ったことを意味します。


ますます無意味な「頑張ろう」と言う言葉が、人々の心を通り過ぎて行く・・・。


こころの復興とは何でしょうか。


わたしたちを創ってくださった天の父なる神の元に帰り(元の関係を築きなおす)、
神との関係の中で安息すること以外に何があるのだろうか。


エス・キリストは「心の貧しい人は幸いだ」と言われました。


人生が順風満帆と進んでいるように見えるときは、残念ながら神を見出すことが
難しい。自分の力で生きているように感じるからだ。


しかし、逆境にあうとき人は神を求めるチャンスが与えられたのです。


被災された方々が一日も早く平穏な暮らしに戻れますように。そして、これから
先の人生と人生の彼方に広がる永遠の時間が、イエス・キリストを信じることに
よって得られる平安と希望で満たされますようにお祈りします。