あなたは、誰を信じているのですか?
「私が植えて、アポロが水を注ぎました。しかし、成長させたのは神です。
それで、たいせつなのは、植える者でも水を注ぐ者でもありません。
成長させてくださる神なのです。」(コリントⅠ・3:6,7)
「アポロにつく。いやパウロにつく」とは、今でも巷の教会から聞こえてくることです。
「あそこの牧師先生は話がうまくて、それにとてもやさしいの・・・」
「先生は気が利いていて、行くだけ1週間の疲れが癒される・・・」
・・・・・・・・・うーん。なんというか・・・・。
これでは教会を、自分の欲を満たす場所にしています。パウロがまさしく言われた
「あなたがたは、まだ肉に属している」(3:3)というあらわれですね。
こんな話も聞きました。
ある教会の牧師は、礼拝が終わり皆が会堂から出るときに、ひとり一人に握手をするそうです。
それでも人のやることですから、何か急用があったりあるいは、何人かの人を省略したりする
こともあります。
たまたま、その急用に当たったり、省略されたと思われる人が牧師を嫌いになり、もうその
教会に来なくなったそうです。
残念ながらこの人は、礼拝の意味も教会の意味も知らなかったのです。
牧師は主イエスのもとに導くだけです。
牧師やその他のリーダーたちは、「植える者であり、水を注ぐだけの者」なのです。
わたしたちにいのちを与えて成長させてくださるのは主だけです。教会のかしらである
キリスト・イエスに一人ひとりが直接向き合い、つながっていることが大切です。