鉄壁の守り
「主よ。あなたは私を探り、私を知っておられます。
あなたこそは私のすわるのも、立つのも知っておられ、
私の思いを遠くから読み取られます。
あなたは私の歩みと私の伏すのを見守り、
私の道をことごとく知っておられます。
ことばが私の舌にのぼる前に、
なんと主よ、
あなたはそれをことごとく知っておられます。
あなたは前からうしろから私を取り囲み、
御手を私の上に置かれました。」(詩篇139:1〜5)
わたしたちは主を完全に理解できているのでしょうか。
余りにも偉大で、人知をはるかに超えて存在されるお方であるにも係わらず、
塵あくたに過ぎないわたしたちの一人ひとりにも心を配っておられるとは。
そればかりか、苦境のただ中で一人戦っている時にも、万軍の主が「前から
うしろから私を取り囲み、御手を置いていてくださる」のです。
これ以上の守りがあるでしょうか。
これより勝る恵みがあるでしょうか。
私たちの側でできることは、「信仰によってこの約束を自分のものとする」
ことなのです。