二つの願いごと
「二つのことをあなたにお願いします。
私が死なないうちに、それをかなえてください。
不真実と偽りとを私から遠ざけてください。
貧しさも富みも私に与えず、
ただ、私に定められた分の食物で、
私を養ってください。
私が食べ飽きて、あなたを否み、
『主とはだれだ。』と言わないために。
また、私が貧しくて、盗みをし、
私の神の御名を汚すことのないために。」(箴言30:7〜9)
これは私たちにとって、切実な祈りではないでしょうか。
罪が赦されてはいるけれど、主の聖さとは程遠い自分も知っています。できることならば、
イエスを信じて救われた時に「罪のない聖い者」としてくだされば、と主に恨みの思いを向
けたこともあります。
この曲がった世から贖いだされたにもかかわらず、まだ、時には世の富にこころを動かされ
ることだってあります。
「なんで!!」と叫びたくなることだってあります。
それでも主は「私の恵みは、あなたに十分なんだよ。」(コリントⅡ・12:9)と、やさしく言われ
ました。「どうか主よ、私にへりくだるこころを与えてください。この世で歩む平衡感覚を与え
てください。」