この世の真理よどこにある?

すべての国々の民よ。これを聞け。
世界に住むすべての民よ。耳を傾けよ。
低い者も、尊い者も。富む者も、貧しい者も、ともどもに。
私の口は知恵を語り、私の心は英知を告げる。
私はたとえに耳を傾け、立琴に合わせて私のなぞを解き明かそう。


どうして私は、わざわいの日に、恐れなければならないのか。
私を取り囲んで中傷する者の悪意を。
おのれの財産に信頼する者どもや、豊な富を誇る者どもを。


人は自分の兄弟をも買い戻すことはできない。
自分のみのしろ金を神に払うことはできない。
たましいの贖いしろは、高価であり、永久にあきらめなくてはならない。
人はとこしえまでも生きながらえるであろうか。
墓を見ないであろうか。


彼は見る。知恵のある者たちが死に、
愚か者もまぬけ者もひとしく滅び、
自分の財産を他人に残すのを。
彼らは、心の中で、彼らの家は永遠に続き、
その住まいは代々にまで及ぶと思い、
自分たちの土地に、自分たちの名をつける。
しかし人は、その栄華のうちにとどまれない。
人は滅びうせる獣に等しい。
これが愚か者の道、
彼らに従い、彼らの言うことを受け入れる者どもの道である。


彼らは羊のようによみに定められ、死が彼らの羊飼いとなる。
朝は、直ぐな者が彼らを支配する。
彼らのかたちはなくなり、よみがその住む所となる。
しかし神は私のたましいをよみの手から買い戻される。
神が私を受け入れてくださるからだ。

恐れるな。人が富を得ても、その人の家の栄誉が増し加わっても。
人は、死ぬとき、何一つ持っていくことができず、
その栄誉も彼に従って下っては行かないのだ。
彼が生きている間、自分を祝福できても、
また、あなたが幸いな暮らしをしているために、
人々があなたをほめたたえても。
あなたは、自分の先祖の世代に行き、
彼らは決して光を見ないであろう。


人はその栄華の中にあっても、悟りがなければ、
滅びうせる獣に等しい。」(詩篇49篇)





父はだれをもさばかず、すべてのさばきを子(イエス)にゆだねられました。
それは、すべての者が、父(天の父)を敬うように子を敬うためです。
子を敬わない者は、子を遣わした父をも敬いません。


まことに、まことに、あなたがたに告げます。
わたしのことばを聞いて、わたしを遣わした方を信じる者は、
永遠のいのちを持ち、さばきに会うことがなく、
死からいのちに移っているのです。」(ヨハネ5:22〜24)