ホイットニー・ヒューストン「偶像となった歌姫」
また、ひとり・・・。
米国歌手のホイットニー・ヒューストンさんが48歳の若さでこの世を去りました。
死因は分かりませんが、薬物やアルコールも原因のひとつのようです。
彼女もまた、波乱万丈の人生を歩んだ一人なのかもしれません。トップにまで上り
つめ名声も手に入れたかのようにもみえましたが・・・。
もう、この歌声を聴けないのは残念です。
彼女はいつでも、トップシンガーとしてのファンの評価を気にしていたようです。「私
が本当に一番か」と。他人の評価に喜び、他人の評価に怯え・・・。そして、人のみで
は完結できない神の囲いから迷いでて、深淵へと落ちて行ったのかもしれません。
これが、民衆の飽くなき欲望の具現化の餌食となり、民衆に偶像として祀り上げられた
神にはなることが許されていない人間の姿なのです。
アイオーン(時代という悪意をもった霊)は、いつでも真の神を隠すために人を神に押し
上げようと画策しています。私たちははこの勢力を侮ってはいけません。
そして、主に従い、主の境界線から出ることがないように注意も必要です。
彼女がクリスチャンだと報道されています。信仰があったことを今は祈るばかりです。
「神へのいけにえは、砕かれたたましい。砕かれた、悔いた心。
神よ。あなたは、それをさげすまれません。」(詩篇51:17)
「・・・みなお互いに謙遜を身に着けなさい。神は高ぶる者に敵対し、
へりくだる者に恵みを与えられるからです。」(ペテロⅠ・5:5)