なぜ、祈れない?
「まことに、あなたがたにもう一度、告げます。もし、あなたがたのうちふたりが、
どんな事でも、地上で心を一つにして祈るなら、天におられるわたしたちの父は、
それをかなえてくださいます。」(マタイ18:19)
ある人がこう言ったそうです。
「サタンは、私たちの骨の折れる仕事を笑い、私たちの知恵をばかにする。
しかし、私たちが祈ると震えおののく。」
私たちはもう一度、悪魔が恐れる祈りを真剣に考えなければなりません。
イエスは弟子を前に、「ふたり以上で心を合わせての祈り」をするように命じられ
ました。
私たちは、勧められなくてもひとりでは祈るでしょう。でもほとんどが希望を叶えて
もらうための祈りでは(もちろん日々の感謝もあるでしょうが)・・・。エッ、食事の時
だけ・・・?^^:
ふたり以上で祈るときは、自分以外の人のため(とりなし)であったり、御国の建設の
ための祈りが主な内容になると思います。サタン(悪魔)はこれを最も恐れるのです。
サタンはこのことを、主が人間を造られたときから知って恐れていました。憎きアダム
を主から離すことに成功したサタンは、「共同で祈る」ことを阻止するために、アダムと
エバの間に罪をおき、夫婦喧嘩へと進ませることに成功しました。
「同じように、夫たちよ。妻が女性であって、自分よりも弱い器だということをわきまえ
て妻とともに生活し、いのちの恵みをともに受け継ぐものとして尊敬しなさい。それは、
あなたがたの祈りが妨げられないためです。」(ペテロⅠ・3:7)
そして、自己中心の罪は他人を愛することを困難にさせ、一緒に集ることの価値を見
出すことをできなくさせたのです。
聖書は「祈れ」と命令しています。
キリスト者は祈りがなければ「一歩も進めない」ことを再確認し、今こそ祈りましょう。
「そして、私たちは、もっぱら祈りとみことばの奉仕に励むことにします。」(使徒6:4)