エル・シャダイ「全能の神」


私は全能の神である。あなたはわたしの前を歩み、全き者であれ。
(創世記17:1)



アブラムが99歳の時、主はご自分を「全能」であることを強調し、年老いた
アブラムに多くの国民となる子孫が生まれることを約束されました。そして、
アブラムからアブラハム(多くの国民の父)と改名されました。


ヤコブは神と顔と顔を合わせ戦い、神に勝利させられたと同時に彼の象徴
であった足の強さ(ヤコブの名前は「かかと」という意味。)を砕くために、足
のもものつがいをはずされて、それからびっこになる。(神の前に砕かれ
た。)


そして、その後にヤコブにも主は「全能の神である」と現れて、ヤコブから
イスラエル「神が支配される」へと変えられました。


「全能の神」とは、なんという重厚でまた、心地よい響きではありませんか。


これ以上のこころ強い呼び名が他にあるでしょうか。


もう一度、私たちが信頼している存在がどのようなお方であるかを、明確に
思い描く必要があるのではないでしょうか。


絶望が襲う暗黒に身を横たえていようとも、たとえ今は、艱難の嵐にさらされ
ていようとも、わたしの、そしてあなたの神は、アブラハムヤコブに現れた
エル・シャダイ(全能の神)」なのです。


わたしたちにできることは主に従い、いかなる時にも信頼することです。



また、神の全能の力の働きによって私たち信じる者に働く神のすぐれた力が
どのように偉大なものであるかを、あなたがたが知ることができますように。

(エペソ1:19)