毎日が巡礼!?


私たちの先祖は、この山で礼拝しましたが、あなたがたは、
礼拝すべき場所はエルサレムだと言われます。


エスは彼女に言われた。『わたしの言うことを信じなさい。
あなたがたが父を礼拝するのは、この山でもなく、エルサレム
でもない。そういう時が来ます。』(ヨハネ4:20,21)




今年は、イスラム教徒のメッカ巡礼者が360万人であった、とのニュースが
ありました。サウジアラビアにあるイスラム教最大の聖地、カアバ宮殿に世
界中から参拝に集ったそうです。


すごい数に圧倒されてしまいます・・・。


イスラム教ではコーラン聖典)の教えに従い、「業によって救われる」と信じ
られています。


信仰告白」に1日5回の「礼拝」、どれだけ施しをしたかの「喜捨(きしゃ)」、
ラマダン月の「断食」、そして一生に一度はメッカへ「巡礼」をしなければ救わ
れないそうです。(それでも、救いの確信はない)


巡礼には「石投げの儀式」があり、これは預言者イブラヒム(アブラハム)が
息子のイスマエル(イシュマエル)を神に捧げようとしたとき、邪魔をしようと
した悪魔に石を投げて追い払った(?)という伝承からきたそうです。


聖書(新改訳)によると、アブラハムの妻サラには子供がなく、代わりに奴隷
であったハガルが子供を産みました。その名はイシュマエルであった。(創世
記16章)


その後、年老いたアブラハム(99歳)とサラ(90歳)に主は子を授けました。
その名はイサクと呼ばれ、主はイサクの方と契約を結ぶ約束をされた。(17:
19〜21)


イシュマエルは「神は聞かれる」という意味があり、祝福され大いなる国民とさ
れました。しかし、アブラハムに約束された永遠の契約は、イサクに継承されて
ゆきました。(マホメッドはイシュマエルの子孫であると主張。現代のアラブ人
もその子孫だと言うそうです。)


ああ、今に生きる私たちには、キリスト・イエスが彼らの知らなかった奥義として
与えられたことに感謝します。


そして、いつでも、どこででも、キリストの十字架の血を携えて、全能の主の御前
に進み出て、感謝と賛美の礼拝を捧げることができることを感謝します。



あなたがたが救われたのは、ただ恵みによるのです。」(エペソ2:5)