みことばの扉
「みことばの戸が開くと、光が差し込み、
わきまえのない者に悟りを与えます。」
(詩篇119:130)
聖書が世界のベストセラーとして多くの人に愛されている理由のひとつに、
何年読み続けてもすべてを理解することはできない、ということがあると
思います。つまり、あきないのです。
たとえ聖書以上の内容量がある書物でも、せいぜい2〜3度読めば内容が
理解できて、後は本棚に並ぶか処分されてしまうだけです。
ところが聖書は、毎回開くたびに同じ顔を見せないのです。何度も、何年も
開いているのに、同じページに違う扉が出てくるようです。
そしてその扉を開くと、生きている言葉は光となって差し込んできます。
光は読者に合わせて、こころのありように沿って語ってくれるのです。
「あなたのみことばは、よく練られていて、あなたのしもべは、
それを愛しています。」(詩篇119:140)