超自然的はサタンの誘惑!?

今年で66回目の「原爆の日」を迎えました。


1945年8月6日、広島に投下された「リトルボーイ(ちびっこ)」と呼ばれるウラニウム
爆弾(原子爆弾)で、22万人以上の尊いいのちが奪われました。


3日後の9日には、より強力な「ファットマン(おでぶ)」と名付けられたプルトニウム
爆弾が長崎に落とされました。ただ、無差別に大量のいのちを奪うために・・・。


原爆につけられた「ちびっこ」や「おでぶ」というちゃらけたコードネームから、製造に
携わっていた人間の異常な心理と投下後の地獄の風景を創造する回路を、断ち切
ろうとしていたことが見てとれるようです。


原爆の父と称された物理学者のR・オッペンハイマーは、「いま私は死神になった。
世の中の破壊者だ」という心の声を聞いたそうです。ここに働く人間を狂気に駆り立
てる、見えない世界の闇の力(サタン)をみごとに浮かび上がらせたのです。


天地万物をお造りになった天の父なる神は、この地球を人に任せられました。しかし、
それは「この地上の動植物」であり(創世記1:24〜30)物質を構成する原子を神が
意図しない方法で手を加える行為は、まさに越権行為であり、神の主権を侵すことに
なるのです。(「人類にとって必要なクリーンなエネルギーだ」などと原発を正当化
するクリスチャンがいることは信じられないが・・・)


日本は唯一の原爆被爆国です。そして、また原発の事故により多くの方々がこれから
いのちの危険にさらされることになるのです。


原発など日本に、いや地球上にあってはなりません。便利な世の中になりましたが、
もう一度この機会に当たり前になってしまったことを見直して、「本当の豊かさとは
何だろう」、と一人ひとりが立ち止まって問うてみるときではないでしょうか。