人生って

教育と教養・・・?

老後に必要なものは、「キョウイクとキョウヨウ」だそうです。 ・・・と、聞くと「教育と教養」に頭のコンピュータで変換した方 は多いでしょう。 実は、「きょう行く」と「きょう用」。つまり、「きょう行く所があり きょうする用事がある」ということだそ…

人生が疲れてしまった人へ

加藤諦三先生の「生きることに疲れた方へ」 人生は一度しかない。 その通りです。 生まれ変わって、もう一度やり直すこともできません。 ・・・・・でも、「この世がすべて」ではないことも、知ってください。 聖書は「人は、たとい全世界を得ても、いのちを…

弱いときに強い!!「ある患者の詩」

ニューヨーク大学のリハビリテーション研究所の壁にはこう刻まれているそうです。 大事をなそうとして 力を与えてほしいと神に求めたのに 慎み深く従順であるようにと 弱さを授かった より偉大なことができるように 健康を求めたのに よりよきことができるよ…

旅はいつか終わるが・・・。

これまでに一度だけ、友人に金を貸したことがある。もともと個人間での金の貸し借りはしないと決めているから、最初から返してもらうことは期待していなかった。 こちらから返済を求めたことはない。向こうから「返さない」と言われたわけでもない。そんな中…

全てのことは、最善のために起こる

渡辺裕子さんというクリスチャンのカウンセラーがいます。 彼女自身も強迫神経症を長い間患っていました。皿を一日中洗っていたり、ハンカチ一枚干すのに半日を費やしたり、他人からみればばかげていることでも脅迫観念として迫ってくるのです。 ある精神科…

高橋まゆみさんの人形「シワの増えた天使たち」

頑固じいさんが、 両手で抱えた湯飲み越しにポツリと、 「ありがとう・・・」。 台所では、湯気の向こうで背中をまるめてばあさんが、トントンと腕を振る。 朝陽でかすむばあさんは、また一回り縮んだよう どれくらいの時間が過ぎ去ったのだろうか・・・。 …

地上に降りた天使たち(その2)

やがて、還っていく・・・。「老人になって、子供に返る」と言われます。 本当に、子供のように可愛いお年寄りを見かけることがあります。そんなお年寄にふれると、「上手に人生を過ごしているんだな」と、敬服させられてしまいます。 まるで、本来の姿(天…

地上に降りた天使たち

子供は天使だ! 穏やかな小春日和の休日、久しぶりに沿線の公園に電車で出かけてみた。陽射しで暖められた車内には、ゆるやかな時間が漂っている。電車の車輪からのぼってくる振動は心地よく、私を夢の中へと誘い込む。 「ギャーギャー、キャッキャッ」 突然…

「確かな希望」

仕事や日常生活を通して、実に素敵なお年寄りに出会うことがあります。 そんなときは、なんだか得した気分にさえなります。 柔和でいつも微笑みをたやさず、謙虚で何事にも感謝のこころで・・・。 一方、この世の欲にしがみつき、先が短い(失礼)にもかかわ…